ロード・オブ・ドッグタウン – LORDS OF DOGTOWN

この映画は、今のスケートボード文化・エクストリームスポーツカルチャーの生みの親と言える、悪ガキどもの実話を元にした物語です。


最初、テレビでこの映画のコマーシャルを見た時は、あまり興味が無かったんやけど、その後ぐうぜんに「DOGTOWN & Z-BOYS」って言うドキュメンタリー映画を見たことがきっかけで、興味をもったんや。



物語は1975年頃カリフォルニア州のベニスという貧困の町にある、「ZEPHYR」って言うサーフショップから始まるんやけど。


昔ベニスという町は高級な住宅街で、ビーチには当時最大規模のリゾート施設「POP」があり、大勢の人でにぎわってたんや。

ところが、いつからかベニスという町が廃れてしまい、「POP」にも人が集まらなくなり、管理も放棄され廃墟になってしまった。


ただ、そのビーチはサーファーにとって最高のサーフポイントで、地元の不良サーファーの溜まり場になっていったんや。

その地元サーファーの中に今回の映画の主人公の少年がいてたという訳です。


その悪ガキサーファー達が足代わりに使ってたスケボーで、それまで死んでたスケートボードに革命を起こす。


これはフィクションやから、恋愛あり友情ありの内容になってるけど、単なる感動ものの青春映画を期待すると期待はずれになるかも。


ヒーローがどうやって生まれるか、ヒーローになった人間がどんな道を歩むのか、そうゆう事をテーマにしてると思う。


この映画は、「DOGTOWN & Z-BOYS」とセットで見たほうが解りやすいと思います。個人的にはセットで見ることを、絶対お勧めします。


最後に、タイトルの「ロード・オブ・ドッグタウン」のロードって、道という意味では無くて、
昔の騎士の称号として使われてた「ロード」と同じ意味、
訳すと支配者とか主とかそんな意味です。


2005年作品


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