西部劇が好きで、昔よく見てた。
名作と言われる「シェーン」も、テレビ再放送を含め何度も見た。。
映画のラストで、ジョーイ少年が「シェーン! カムバック!」って叫ぶやつ。。
これ、めちゃ有名なシーンやんね。。
で、この「ペイルライダー」を見た時に、内容があまりにも「シェーン」にそっくりやったから驚いたんや。
細部は違うけど、大筋は一緒。
なによりも、ラストのシーン、、
あれ、まんま一緒。。
まあ、少年や無くて、少女で、「シェーン」や無くて「プリーチャー(牧師)」やったけど。。
この映画、クリント・イーストウッドが、制作・監督・そして主演の映画やぞ!マジか!!って思ったのを覚えてる。
でも、ある日、この映画のタイトル「ペイルライダー」に突然気づかされたんや。
ペイルライダー = ペイルホースに乗る者
ペイルホース(蒼ざめた馬)って、ヨハネの黙示録の四騎士のうち、四番目の騎士が乗る馬。
四番目の騎士とは、黄泉(ハデス)を従え、地上の人間を死に至らしめる者
ペイルライダー = ペイルホースに乗る者 = 死神
って事に。
この映画は、アメリカ人の、『 ガンマン = ヒーロー 』信仰に対する、アンチテーゼなんやと。。
確かに、ハリウッド映画のヒーローは、みんな銃を使う。。
アメリカでは、主人公が、長物(ライフルなんか)を使うアクション映画はヒットしないとか、噂で聞いた事があった。
それで、西部劇(ガンマンムービー)の名作のストーリーを、そのまま使ったのかが分かる気がしたんや。
まあ、全部自分の思い込みやけどね(笑)
1985年作品
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