戦略大作戦 – Kellys Heroes

昔、夜中に受験勉強をしてた頃、ラジオからこの映画のサントラが流れてきたんや。


なぜか耳に残り、気になってたんやけど、結局タイトルは判らずじまい…


たしか、「なんとか大作戦」と言ってたような気がした、ような気がする?

ぐらいの恐ろしくあやふやな記憶で、10年間以上判らずじまいやった(笑)


この映画にめぐり合ったのは、たまたまレンタルDVDを借りに行った時、ぐうぜん目にしたのがきっかけ。


なぜかその時、10年前の記憶が突然のように蘇ってきて、とりあえず借りてしまった。


最近、この映画を見ると、昔以上に痛快に感じる。

何でやろう(笑)


一応、戦争映画やけど、ぜんぜんシリアスじゃない戦争映画。


半分ジョークのような戦争映画やけど、めちゃめちゃ金の掛かってる映画です。


ざっと見て本物の戦車(今流行のCGではありません)を10台以上は走らせてる(笑)

クリント・イーストウッドやテリー・サバラス、ドナルド・サザーランド(キーファーの親父)が主演で、

この頃のクリント・イーストウッドは、めちゃカッコいい。ホンマ…


簡単なあらすじを紹介すると、


第二次世界大戦中のノルマンディ上陸作戦の後、アメリカ軍とドイツ軍の戦闘がこうちゃく状態で、兵士の士気も下がってたころ、


クリント・イーストウッドが演じるケリーが、偵察任務でドイツ軍将校を捕虜にして来た。


そのドイツ軍将校が金塊を持っていた事から、最前線の先にあるドイツ軍陣地内の銀行に1600万ドル相当の金塊が保管されている事を知るんや。


この頃の1600万ドルって、今なら10億ドルくらいの価値がある。。


で、ケリーは、将軍の甥っ子の隊長が、休暇を取って買い物に行ってる隙に、最前線近くの野営地で暇を持て余すビッグジョー率いる小隊に、金塊の強奪作戦を持ちかけるというお話。。


この映画の見どころは、

こうちゃく状態の最前線に活路を見出した、本来ヒーローであるはずの彼らは、実際は国の為でも正義の為でもなく、私利私欲で最前線を突破したという所。


普通の戦争映画は、国の為、正義の為に戦う兵士たちというパターンがほとんどで、

そういう映画に対しての、もっというと戦争そのものに対してのアンチテーゼなのかも(笑)


最後に、はじめに耳にしたサントラは、『Burning Bridges』というタイトルでした。

直訳すると、燃え落ちた橋という意味です。。


1970年 米映画


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